イベントのお知らせと本日の入荷(2013.09.27)
2013年9月27日
この機会にお二人の「物作り」と「世界観」を感じてみてくださいね。
情報飽和と言われるノイジーな現代社会の中で、本来人間が持っている直感や第6感にアプローチする、正直で「くもり」や「くるい」の無いプロダクツ。作り手や売り手の「気持ち」や「思い」が乗ったプロダクツ。ビジネス優先の「作り方、広め方、売り方」ではなく、好きな人達と、好きな時、好きな場所で、最善だと思う形でデザインし、関わり合う人達と尊重し合う中で生み出されるプロダクツ。コンテンポラリー(現代的)でもあり、トラディショナル(伝統的)でもあり、アーティスティック(芸術的)でもあり、ファッショナブル(お洒落)でもある、そんな「ファッション」と「クラフト」と「アート」が重なり合うプロダクツ。
そんなモノが集まり、それを見抜くお客様がゆるく集まるコミュニティイベント。
「感性と直感、第6感にアプローチする物作り展」 9月21日土曜日~
「THE DAWN B」 長年、「SASQUATCHfabrix/Wonder Worker Guerrilla Band」として活動を続けてきた荒木氏が、東京から福岡に拠点を移して得た視点で、今後日本においての「暮らしの覚醒」というテーマを掲げて立ち上げたプロジェクト。
「AUGUSTE-PRESENTATION」 デザイナー大野氏は現代における衣服デザインの本質を見つめ直し、日々の生活の中で発見する昨日の自分と今日の自分の相違性をデザインに反映させ、新たな衣服の価値観を創造しています。
この企画展の焦点は「作り手の気持ちが乗ったプロダクツ」です。この「作り手の気持ちが乗ったプロダクツ」というキーワードの持つエネルギーは素晴らしく、また美しく、正しく、力強い。作り手や僕ら、またお客さまを含めたコミュニティの損得を超越し、寄り添いあう事ができる。そんな期待感を感じさせます。
※ディスプレイ空間演出はボトルガーデン作家の「imo market」が手掛けています。
ここからは新作入荷商品のご紹介です。
「White Mountaineering 2013A/W」 Pitti Immagine Uomoに招待を受け、イタリア・フィレンツェにて海外初のショーを開催。ブランドコンセプト「服を着るフィールドは全てアウトドア」に基づき、テーマは「White Mountaineering」という設定。
「White Mountaineering」とは何か。登山ウェアを想像させる言葉にはこのような意味がある。「洋服を着るフィールドは全てアウトドア」 山や海だけではない、街も含めたあらゆる場所。ミラノ、フィレンツェ、パリ、ロンドン、NYに東京、どこでも。アウトドアウェアのもつ素晴らしさを引き出し、新しい価値観をどう植えつけるか、ずっと考えてきた。今シーズンのテーマはブランドコンセプトそのもの。ネイビー、グレー、カーキ、ベージュはユニフォームのベーシックカラー。そのベーシックカラーにレッド、オレンジ、グリーン、ブルーをあわせることがアウトドアウェアのベース。私たちは基本に忠実に新しい形のウェアを提案します。
「White Mountaineering」 GORE-TEX POLYESTER TAFFETA LUGGAGE DOWN JK 税込み98700yen
「White Mountaineering」 WINDSTOPPER JAZZ NEP CLOTH QUILTED DUFFLE COAT 税込み78750yen
「White Mountaineering」 MEMORY WEATHER MICRO PEACH QUILTED SHIRT BLOUSON 税込み39900yen
「WHOWHAT」 デザイナー 中川純子。ダンスパフォーマンスを学ぶ為に上京後、舞台美術制作会社、アクセサリー制作会社などに所属。1997年アクセサリーブランドとして同ブランドを立ち上げる。1999年頃からはUAなどの衣装制作やスタイリングを手がけながら「SHANTii」メンバーとして加わる。現在もWHOWHATとして定期的にコレクションを開催し、クリエイティブな活動を続けています。
「WHOWHAT」 MIX KURURIN SWEATER 税込み50400yen
ソフトタッチのミックス糸を使用した手編みロールネックセーター。ざっくりとした編地と何とも言えないカラーリングが絶妙のユルさを演出。結構なボリューム感です。
「WHOWHAT」 AFTER PARTY SHIRT 税込み26250yen
しっかりとしたシャツ地を使用して仕立てられたデザインシャツ。その名も「アフターパーティシャツ」。前身のドレープ感と左袖のアンバランスな袖丈が着乱れ感を表現しています。複雑なパターンを上手くボディに乗せた渾身の一枚。
「the Sakaki 2013 A&W COLLECTION」も順調に立ち上がっております。
「the Sakaki」 COAT 税込み78750yen
オリジナルのウール地にて展開されるソフトな質感のガウンコート。ブランケットステッチや脇部分のドローコード、衿裏の生地変え等、見所満載な一枚。ゆったりとしたリラックスシルエットも特徴です。
「the Sakaki」 JACKET 税込み63000yen
同じくオリジナルのウール生地を使用したダブル風ジャケット。思い切った断ち切り使いとふわっとした独特の生地感が特徴。若干着丈長めですが、よく体にフィットするグッドシルエットな逸品。
「the Sakaki」 theBang-002 V L/S 税込み13650yen
定番的にリリースしている「theBang」シリーズ最新作。天竺素材のチェック生地を使用し、さらりとした気持ち良い着心地を実現した一枚。着丈と袖丈は長め、身幅はジャストフィットなシルエット。首元の「ツマミ」も気の利いたデザイン。
「UNUSED」 US0704 税込み75600yen
独特の毛玉感が特徴となるイタリア製ウール生地を使用したフード付きダブルジップ/ロングコート。フード部分はファスナーにて割る事も可能。
「SASQUATCHfabrix 2013 AUTUMN&WINTER “digable planets”」
ファッションはどうしても歴史と縁を切ることができません。この地上における生活の歴史、それが地層のように積み重なって”名残”として散らばっているのです。縄文時代、聖地として祭事を行っていた場所に、現在の寺や神社が建っていると言います。その周りに花街ができ、それがいわゆる繁華街となっています。花街には歌舞伎者が集まり、そこはストリートファッションの発祥になったと言えましょう。その昔、古墳があった跡地。そこは森林や公園に姿を変え今も存在しています。都会のビルの隙間や屋上には、鳥居や小さな祠が今もひっそりと残されています。このように積み重ねられた歴史が、現在の土地に”名残”として記されているのです。つまり現在にあるものは決して突然現れたのではなく、その名残を掘り起こしてみると、そこには祖先たちの知恵や経験、生活や思想の歴史が積み重なっているのです。衣服にも積み重なった歴史の地層があるのです。暮らしを守るための藍染め。虫を寄せつけないと言われ、野良着やモンペなどにも使われてきました。戦うために作られた軍服、あらゆる風土の下で生み出された民族服。そのようなディティールや機能は必要なくなった今でもファッションの中に”名残”として記されています。もし歴史が後ろに控えていなかったら、私たちは何一つ上手に作ることはできないでしょう。地層に眠る”名残”を掘り起こし、進化させること。
「SASQUATCHfabrix」 DIGABLE SILHOUETTE PANTS 税込み37800yen
ストレートシルエットの裾口を少し広げたノスタルジックなフレアシルエットのコーデュロイパンツ。若干短めの丈と腰周りの複雑なディティールに心躍る一本。
「NuGgETS」 Reversible Hoodie 税込み23100yen
リバーシブル仕様のジップアップパーカー。表面はシンプルな単色/生地は縦使い、裏面はリバースウィーブ仕様/サイドとフード部分は配色/生地は横使いという、よく見て欲しい手の込んだ一枚。
という内容です。
今週末の入荷予定も多々ございます。ぜひ一度ご来店くださいね。
Trackback URL
管理者の承認後に表示します。無関係な内容や、リンクだけで意見や感想のないものは承認しません。
Trackbacks