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イベントのお知らせ(2016.09.18)

2016年9月18日

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10月1日(土曜日)より始まるイベント「古着とものさし展」の告知をさせて頂きます。

「コンセプト」 現代のファッションシーンの中で、どうしても避けて通れない「古着との関係性」をテーマとした企画展。今回はイワタトシ子率いる「used clothes A」をゲストに迎え、Yohji Yamamoto、COMME des GARÇONSの過去のアーカイブや関連資料を中心に展開致します。その時代のパッションやファッション哲学、価値観や美意識を再考し、新品、古着、ブランド、ヴィンテージやレギュラーといったカテゴリーを排除して、自由で自分らしいスタイルやストーリーを作り上げる強い意志こそが本当の個性だと定義する実験的な試み。過去を知り、今と向き合うこと。それは「ファッションにおける価値観の拡張工事」と言えるでしょう。
 

「開催日程」 10月1日(土曜日)〜10月10日(月曜日/祝日)10日間
 

「ゲスト」 イワタトシ子
 

used clothes Aを経営。又、shop22運営。NPO法人I have a dream代表。 感じることをテーマに音・言葉・映像をフィルターにした表現活動を展開されています。
 

used clothes A 記憶に残る服 いつでも新しい感覚にであえる服 アーティストによる服 消耗品ではない 本当に良い服に出会える場所
 

私たちの立ち位置は新品商品を取り扱い、その時代を反映したファッショナブルでコンテンポラリーなファッションを提案する立場。一方、「used clothes A」も丁寧に古着をコレクションしながら、ピックされた1つ1つの商品に「なぜ今それを選んだのか?」という意思や思想を感じるものばかり。また、私たちは日々の生活の中で様々な情報に触れています。ファッションにおいても多くの提案がなされ、膨大な情報の中で自分にフィットした情報を拾い集めることで、自己の価値観(ものさし)が形成されます。この「ものさし」の重要性を理解するということは、自分の価値観やセンスを信じ、自己の選択に満足するというプロセスだと考えます。即興的なモノとの対峙を奇跡的と捉え、研ぎすまされた感性によって、そのモノに十分な価値を見出すというトレーニングの必要性は、今後も重要なポイントになるのではないでしょうか?
 

「開催場所」 赤座ビル2階 新スペース(UNEVEN GENERAL STOREの2階部分)
 

 460-0008 愛知県名古屋市中区栄四丁目14番25号 赤座ビル2階 
 

今回も2階フリースペースでの展開となります。ご注意下さい。



またイベントに合わせ、スウェーデン出身のアーティスト、ファッションイラストレーターとして活躍するMats Gustafsonの、2014年に開催された展覧会ポスターを販売致します。

Mats Gustafson/Yohji Yamamoto 1998 (70cm x 100cm)

Mats Gustafson/Comme des Garçons 2012 (70cm x 100cm)

Mats Gustafson/Yohji Yamamoto 1999 (70cm x 100cm)
 

Mats Gustafson/マッツ・グスタフソン
1951年、スウェーデンに生まれる。ストックホルムにあるDramatiska Institutetを卒業後、ステージデザインの仕事でその独特の感性が注目される。その後、世界各国の有名ファッション雑誌を中心にイラストレーションの仕事に従事。抽象化された上品で繊細な水彩やパステル画等の作品は、ファッションイラストレーションの世界の可能性を広げ、新しいジャンルを確立。主な仕事にVOGUE、The New Yorkerなどの雑誌。エルメス、ティファニー、ヨウジヤマモト、コムデギャルソンなどのブランドヴィジュアルを手がける。2000年以降は、主に自然を題材とする作品を発表しています。
 

という内容です。
 

では、店頭にてお会いしましょう。皆様のご来店お待ちしております。
 

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