本日はお香のご紹介です。
　

正しく説明し大切に取り扱っていきたいので、長いテキストとなりますが一度目を通して頂けると嬉しく思います。
　

「KAPPA INCENSE」　石川県金沢にてハンドメイドされるお香です。すべての種類が自然原料のみで作られています。香りは樹脂やハーブ、木や花等、古来から伝統的に使われてきた香りの元を直接生地に練り込みます。トッピング的に練りこんでいますので、その部分が燃えた時の「香りの変化」もヴィジュアルと嗅覚でお楽しみ頂けます。香料となる原料は植物精油のみを使用。いわゆる中世ヨーロッパで出来たアロマオイルです。水蒸気蒸留、冷圧搾法で取り出されたモノのみを使用し、動物性油や薬品で取り出したモノは使用していません。そのオイルと芯材に練り込まれた樹脂などのハーモニーが全体の香りとなります。また竹の心材はしっかりとあく抜きされ、袋も３重構造で香り抜けしにくく、紫外線にも強いパッケージです。各税込み950yen　
　

昔ながらの薫香文化と現代のアロマを高次元でリミックスし、デザインしてアウトプットする感覚は、僕らが取り扱うファッションにも通じる非常に現代的な手法だと思います。テザイナーという表現にも当てはまる作り手の「志の高さ」に共感し展開しておりますので、ぜひ一度お試し下さい。

「Rose Wood」　ローズウッド主体。ほのかにローズを思わせる中にウッディーな暖かみある香りが特徴。軸に直接練り込まれているフランキンセンス樹脂が甘さに深みを、タイミングで香るミルラがビター感を演出します。
　

「Lavender」　ラベンダーを直接練り込んでいます。透き通るような甘さの中に特有のスパイシーな香りが重なる印象。精油のみでは表現できない香りの重なりをまるごと感じるインセンスです。
　

「Wood」　ヒバとヒノキの精油とミルラを練り込んだ軸のハーモニーが樹の精を感じさせてくれます。リラックス成分のフィトンチッドをたくさん含み、落ち着いた雰囲気。甘さもあえて抑えています。
　

「White Sage」　ネイティブアメリカンの人々が場や物を浄化する為に使われてきたハーブであるホワイトセイジ。そのホワイトセイジを直接練り込んでいます。その他にユーカリやスパイシーなハーブ類、柑橘系の精油をブレンドすることで、よりホワイトセイジが引き立つインセンスとなっています。
　

「Flower」　花由来の精油が甘さを出す中、妖しい雰囲気を感じる香りの重なりが特徴のインセンスです。軸のフランキンセンスが全体の深みを演出、パルマローザやゼラニウムローズ、ラベンダーなどの精油を使用しています。
　

「Herb’s」　ハーブを感じるブレンドです。軸にはローズマリー、クローブ、シナモン、ロシアンセイジ、ホワイトセイジ、タイムなどを。精油にはバジルやクローブリーフ、バッズやシナモン、ユーカリを使用しています。
　

「Forest」　新緑の森をイメージさせるグリーンノートが特徴のインセンス。軸には杉科の低木を練り込み、精油にはバジルやシダーウッド、パチュリやサイプレス等をブレンドし奥行きを出しています。
　

「Sweet」　甘さが特徴のインセンス。軸にはベンゾイン/安息香を練り込み、ずっしりとした重みがある甘さが特徴です。シナモンリーフ、ペルーバルサム、シナモンバーク、アニシード、ベチパー、スイートオレンジ等の精油をブレンドしています。
　

「Fresh Citrus」　柑橘の甘酸っぱくてフレッシュな香りにこだわったインセンスです。軸にはサンダルウッドを粗挽きにして練り込んでいます。オレンジやグレープフルーツ、ライムやレモングラス等の精油をブレンドして「フレッシュさ」を表現しています。
　

「OLIBANUM&MYRRH」　オリバナムとはフランキンセンスのラテン語読みです。ミルラと共に最古の香料と言われています。フランキンセンス特有の香りがウッディでスパイシー、ほのかに柑橘系を思わせる中にミルラの渋い香りが重なり調和しています。柑橘系の香りがお好きな方には「クセ」になるインセンスです。
　

※「楽しみ方」　袋から出してしばらくそのままでも良い香りが楽しめます。またそれぞれに特徴のある香りなので、合わせ焚きという高等テクニックも存在します。精油によっては発火温度が違うので、フレッシュな状態で勢い良く燃えるものが有ります。火をつけたり消したりで調節してお使い下さい。
　

※「使用上の注意」　お子様の手の届かない安全な場所でお使い下さい。風のある場所や可燃性のある物のそばでは使用しないでください。使用中は動かさず、そばを離れる時には火種まで確実に消してください。専用のお香立てやトレーを使用してください。
　

という内容です。
　

では店頭でお会いしましょう。